



「200年住宅」なんて、本当につくれるのでしょうか?
日本の住宅の平均寿命は、わずか20数年と言われているのに、いきなり200年・ ・・?
イギリスでは75年、アメリカでは55年という統計がありますが、諸外国に比較して、わが国の住宅はなぜ短命なのでしょうか?
木造が中心なので、長持ちしない・・? そんなことはありません、アメリカの住宅もほとんどが木造です。
日本でも地方には、100年も200年も住み続けている立派な民家がたくさん残っています。
では、なぜ・・?
それは、家づくりの社会的システムに問題があると考えます。
古来の日本の住宅は、地域の工務店や棟梁と呼ばれる職人たちの手で建てられてきました。
それらはメンテナンスも容易な造りで、住人や職人が手を加えながら、維持、改良されてきました。
戦後の高度成長とともに、合理的な住宅の量産が行われました。その担い手は、ハウスメーカーや地域の建売業者です。
それらの企業は、「住宅という商品」を開発し、営業活動によって購入客に住宅を販売するというのが、主たる業務です。
商品である住宅の価格の3割程度は、その営業経費が占めているといわれています。
建築工事は、重層構造と呼ばれる請負形態で、下請け、孫請けの業者に請負わせます。
そして、新建材や外国産材を使用した新しい仕様の住宅は、その合理的なシステムによって大量の供給が可能になりましたが、一方では、耐久性の問題やさらなる上級志向のニーズへの対応のために、短期間での建て替えを余儀なくされてきたのです。

結論は、
「住宅は商品であってはならない」ということです。
「住まいを建てること」と「家を買うこと」は全く違います。
住宅を「買ってはいけない」ということです。
では、どうすれば本物の住まいを手に入れることができるのでしょうか?
「日本の風土」に合った住まい。
「日本の自然」を大切にした家づくり。そして、
「日本の住まいの文化」を見直すこと。
そう、私たちは考えています。
「きのいえ工房 縁」では、そのヒントがかならず見つかることと思います。
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奈良県吉野地方の杉や桧の無垢材を使った 「木の家」
自然素材でつくる 「良い気の住まい」
日本の住まいの文化を知る工務店、木材生産者、建築士が「縁」あって集まり、
きのいえ工房「縁」が生まれました。